年末年始休業のお知らせ
平素より京都瑞鳳堂をご愛顧いただきありがとうございます。
年末年始の休業についてお知らせいたします。
2018年12月17日(27日ではございません)から2019年1月3日まで京都瑞鳳堂は休業いたします。
皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解の程、よろしくお願いいたします。
尚、休業期間中メールでのお問い合わせは受け付けておりますので、何かございましたらこのメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。までお問い合わせ賜ります様、よろしくお願いいたします。
本年も皆様には大変お世話になりました。来年更に精進してまいりますので、何卒よろしくお願いいたします。
皆様にとって良い年越しとなります様、京都瑞鳳堂一同お祈り申し上げます。
KOGEI Art Fair Kanazawaご報告
11月16日~18日の3日間に渡りKUMU金沢さんにて開催されたKOGEI Art Fair Kanazawaに参加致しました。
ホテルの一室をギャラリーにするという画期的なアートフェアで、工芸好き、アート好きな方がたくさん訪れてくださいました。ご来場ありがとうございました!
今回一緒に参加してくださった高橋亞希さん、清水愛さん、加藤美樹さんの作品をはじめ、コラボ作品Liaisonも大変好評でした。
Liaisonの制作に関してのブログはこちら。
Liaison
京都瑞鳳堂の作品(裂は手織りの西陣織職人平居幹央さんの作品)
高橋亞希さんの作品
清水愛さんの作品
加藤美樹さんの作品
京都瑞鳳堂が古くから大事にしている技術や、精神などを、訪れた方々にご紹介出来る機会をいただけたことは、とてもありがたいと思っております。
また、京都からは京都瑞鳳堂のみの参加でしたので、京都を代表して様々なお話をすることができました。
金沢は本当に素敵なところで、人々も温かく、また訪れたいなと思いました。
今年の展示会はこれにて終了ではございますが、また来年2月のドイツ、3月には京都でも展示会に参加していきますし、その他にもまだまだ参加予定の展示会もございますので、随時ご報告できればと思います。
京都瑞鳳堂からのお知らせを楽しみにお待ちくださいませ!!
コラボ作品 「Liaison」
11月16日(金)~18日(日)の3日間、京都瑞鳳堂はKOGEI Art Fair Kanazawaに出展いたします。京都からは唯一の出展ですので、とても楽しみにしております。
また、今回発表するコラボ作品「Liaison」に関してご紹介したいと思います。
ただいま創作中のこの作品は、陶器 陶器 漆のコラボレーションで、フランス語で絆や、つなぐという意味のLiaisonがタイトルとなりました。
それぞれの個性がたっぷりと詰まっており、魅力あふれる作品となりそうです。
今回は途中経過のほんの一部をお見せいたします。出来上がりはKOGEI Art Fair Kanazawaの会場でご覧くださいませ!
詳細はこちら。
2018台湾国際茶業博覧会-Taiwan International Tea Expo 2018 in 台北南港展覧館
11月16日(金)から19日(月)まで、台北南港展覧館にて台湾国際茶業博覧会が開催されます。
この展示会は世界各国のお茶に関する企業が一堂に会し、展示を致します。京都瑞鳳堂も参加する運びとなりました。
今回は、以前京都瑞鳳堂で個展を開催されたガラス作家の田邉玲子(Reiko Tanabe)さんもお越しください、展示と実演をお願いしております。
この展示会の為に特別に茶壷を創ってください、田邉玲子さんのカラフルで繊細なサンドブラストの世界をご堪能いただけます。
また、雲雄先生(Kumo-o)の実演もあり、先生の細やかな技術をご覧いただけます。
日本古来より伝わる秘伝の技術、この素晴らしい機会を是非お見逃しなく!
新しい作品は毎回この様にカメラマンさんにお願いして撮影をしています。
会場では様々な作品が皆様をお出迎え致します。一同皆様にお会いできるのを楽しみにしております。
新作 打出し鉄瓶
鉄は金や銀などに比べると硬いので、打出しで銀瓶を創ることはかなり難しいとされております。かなりの時間、そして労力を費やしやっとできた作品。
誰がどう見ても美しく、細かな打出しの跡が作品に温かさを持たせ、口にかけての滑らかな曲線がより一層味を引き出しております。これは一枚の板から絞っていくからこそできる技なのです。
先人たちがやってきたことを、現代の人ができない事はありません。ただ、機械という文明の利器に頼ることで、様々なことを軽減できます。
しかし、苦労をして一つの作品を創り上げるということで、先人たちの想いを現代に伝えることができ、何事にも変えることのできない喜びを得ることができました。
作品ページはこちら。
京都瑞鳳堂のこだわり 「道具」
作品を創る上で重要な物、それは道具ではないでしょうか?
もちろん作り手たちのこだわりや、伝統を守る精神も重要ではありますが、道具無くしては作品を創ることはできません。
作り手たちにとって、道具はただ単にモノを作るツールではありません。先代から受け継がれてきた物であり、魂のこもった大切な存在なのです。
そしてあらゆる模様や工程に応じた形があり、数個の道具でひとつの作品を創り上げるわけではありません。何十もある中からその模様や工程に合ったものを選び使います。
道具にこだわるからこそできる技、それは昔から今までずっと語り継がれているものなのです。
KOGEI Art Fair Kanazawa
この度金沢市で開催される工芸アートフェアに参加することが決定いたしました。
KUMU KANAZAWA THE SHARE HOTELSさんにて、11月16日(金)から18日(日)まで開催されます。
ホテルの一室を展示の場とし、自在にアートを繰り広げるというおもしろい展示会です。
お部屋は204号室。そして京都瑞鳳堂の作家のほかに、清水愛さん(漆)、高橋亜希さん(陶器)、加藤美樹さん(陶器)そして平居幹央さん(西陣織)が参加します。
コラボ作品をはじめとした、それぞれの織り成す個性的な作品たちが部屋を彩ります。
皆様のご来場を一同お待ち申し上げております。
公式HPはこちら。
【新作】和彫銀瓶 菊
皆さんは「和彫」という言葉を耳にしたことはありますか?
和彫とは日本古来から伝わる手技による彫刻を指し、今現在日本でこの技術はほとんど言っていいほど残っておりません。
レーザーで彫ることが主流になってきている昨今、雲山先生は機械に頼ることなく、自身が受け継ぎ、守り抜いた技術を駆使し、美しく繊細な作品を創ります。その一つがこの「菊」でございます。
日本では高貴な花として様々な場で使用されている菊を艶やかに銀瓶に表現いたしました。機械には決して出すことのできない人間の持つ細かさや、情熱が伝わる素晴らしい作品が出来上がりました。2018年の新作として、京都瑞鳳堂のラインナップに加わりました。是非ご覧くださいませ。
作品ページはこちら。
大器非凡 精品珍蔵展 in 台北
9月11日(火)~9月20日(木)まで台湾台北市にある遠企購物中心(The mall)にて展示会を行います。
前回の新竹から台北にやってきます。
The mallは有名なブランド店が立ち並び、おしゃれな人たちが集まる場所のひとつでもあります。そんな中で京都瑞鳳堂の展示会を開催できるなんて、とても嬉しく思います。
期間は10日間と短いですが、久々の台北での展示会に期待でいっぱいです。
そして多くのお客様に出会えることも楽しみでなりません。
台湾のおいしいお茶を飲みながら作品のお話をたくさんしたいと思っております。
皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。
波紋
落ち着きのある梨地仕上げに波打つ模様。
4.5寸と小ぶりなので、女性でも扱いやすいのに、見劣りしない存在感があります。
一つ一つ丁寧に打出して模様を創るその工程は、昔からの教えに基づき丁寧に仕上げていきます。
日本製で、完全に手技による銀瓶が少なくなっている昨今、京都瑞鳳堂がこだわりめいて来ているからこそ、この様な素晴らしい作品が世の中に存在するのです。
いつの時代にも流行はあります。伝統芸術の世界にもその時その時の流行があり、そしてアレンジが加わることで新たな風合いを生み出します。
ほんの一息つきたい時に、ため息の出るような美しい銀瓶でお茶を楽しむ・・・そんなひと時を味わってみませんか?
作品ページはこちら。