雫模様
ここ数日京都市内では夕立、しかもとても雨量の多いゲリラ豪雨的な夕立が多く、先週の金曜日は帰りの時間に重なり、しばらく会社にこもっておりました。
雨にもたくさんの種類があり、ふわふわと降る霧雨なんかは暑い今まさに降ってほしいな・・・なんて思います。また、雨の日にふと外に目をやった時に見える、窓に滴る模様がとても美しいと感じませんか?この雫模様はそんな様子を表現した作品です。
憂鬱な雨の日・・・なんて表現もありますが、古美仕上げが少し憂いを持たせてくれていて、風情を感じることができます。時間をかけて創ったからこそ表れる、手作りの温かみや、柔らかさを垣間見ることができる作品です。
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Liaison3人展開催
先日お伝えした「Liaison3人展」は無事に初日を迎え、たくさんの方にご来廊いただきました。
そして早いもので、会期も残りあと1週間です。
前回のホテルカンラさんや金沢のKOGEI Art Fairと違って、ギャラリーでの展示ですので雰囲気もまた違いますし、新たにお目見えする作品もございます。
是非この機会にご覧いただければと思います。
そして何よりも京都瑞鳳堂のギャラリースペースは元西陣織の織屋さんだったので、天井も高く、広々とした空間で展示しております。
また、作家さんたちも在廊してくださる日もありますので、是非この機会に足をお運びくださいませ。
3人展に関してご質問等ございましたら、是非京都瑞鳳堂までお気軽にお問い合わせくださいませ。
こだわること
人はたいてい自分のこだわりというものを持っています。
悪い意味で何かに固執しているとも言えなくはないですが、ほとんどのこだわりは自分自身が培ってきて且つ今の自身になくてはならないものなんだと思います。
今回のLiaison3人展で、搬入後まもなく「やっぱりテクスチャが気に入らない、削る!」と言ってサンドペーパーで作品を削り始めました。
自身の作品が世に出るのには完璧になるべく近づけたいという想いがそれぞれあり、完璧なんて世の中には存在しないと知っていても、それに極力近づく努力をします。
その努力は作品に現れ、より素晴らしいものとなりました。
些細なことでもこだわることで、一つ自分に満足ができるような気がしました。
3人展
昨年のKOGEI Art Fair、先日のDialogueに京都瑞鳳堂と一緒に作品を展示してくださった3人の作家さん=高橋亞希さん(陶器)、清水愛さん(漆器)、加藤美樹さん(陶器)が京都瑞鳳堂のギャラリーにて3人展を開催いたします。
同世代の3人の女性作家たちがとあるきっかけでコラボレーション作品を創ることになりました。アイデアはすぐに生まれ、素晴らしい作品を創り上げました。3人集まれば話題は尽きず、ワイワイと楽しく会話が弾みます。そんな3人の展示です。楽しさのあふれる展示会になると良いなと思っています。
皆様是非お誘いあわせの上お越しくださいませ。
日程:3/29(金)-4/14(日)
営業時間:10時-18時
定休日:水曜日 (通常は日曜日も定休日ですが、この期間のみ営業いたします)
DIALOGUE出展のお知らせ
最近何かと話題のホテルを舞台にしたアートフェアが京都でも開催されます。(去年京都瑞鳳堂も金沢で参加致しました。)
その名もDIALOGUE!烏丸五条にあるホテルカンラさんにて開催され、今年で2度目の開催となります。
テーマを「親密な工芸」と銘打って各お部屋を舞台に様々なギャラリーさんが集い展示を繰り広げます。
そして今回はスイートルームを使用させてくださるとのことで、地元京都代表としても気合が入っております。
一部お部屋の様子をお見せいたしましょう!とっても広い吹き抜けのお部屋です。
また、会期中は台湾からお茶の先生をお呼びして、お茶会を開催する予定ですので、是非お越しください!
場所:ホテルカンラ京都
日時:2019年3月7日(木)~9日(土)
Website:http://kougeinow.com
KOGEI Art Fair Kanazawa
この度金沢市で開催される工芸アートフェアに参加することが決定いたしました。
KUMU KANAZAWA THE SHARE HOTELSさんにて、11月16日(金)から18日(日)まで開催されます。
ホテルの一室を展示の場とし、自在にアートを繰り広げるというおもしろい展示会です。
お部屋は204号室。そして京都瑞鳳堂の作家のほかに、清水愛さん(漆)、高橋亜希さん(陶器)、加藤美樹さん(陶器)そして平居幹央さん(西陣織)が参加します。
コラボ作品をはじめとした、それぞれの織り成す個性的な作品たちが部屋を彩ります。
皆様のご来場を一同お待ち申し上げております。
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【新作】和彫銀瓶 菊
皆さんは「和彫」という言葉を耳にしたことはありますか?
和彫とは日本古来から伝わる手技による彫刻を指し、今現在日本でこの技術はほとんど言っていいほど残っておりません。
レーザーで彫ることが主流になってきている昨今、雲山先生は機械に頼ることなく、自身が受け継ぎ、守り抜いた技術を駆使し、美しく繊細な作品を創ります。その一つがこの「菊」でございます。
日本では高貴な花として様々な場で使用されている菊を艶やかに銀瓶に表現いたしました。機械には決して出すことのできない人間の持つ細かさや、情熱が伝わる素晴らしい作品が出来上がりました。2018年の新作として、京都瑞鳳堂のラインナップに加わりました。是非ご覧くださいませ。
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波紋
落ち着きのある梨地仕上げに波打つ模様。
4.5寸と小ぶりなので、女性でも扱いやすいのに、見劣りしない存在感があります。
一つ一つ丁寧に打出して模様を創るその工程は、昔からの教えに基づき丁寧に仕上げていきます。
日本製で、完全に手技による銀瓶が少なくなっている昨今、京都瑞鳳堂がこだわりめいて来ているからこそ、この様な素晴らしい作品が世の中に存在するのです。
いつの時代にも流行はあります。伝統芸術の世界にもその時その時の流行があり、そしてアレンジが加わることで新たな風合いを生み出します。
ほんの一息つきたい時に、ため息の出るような美しい銀瓶でお茶を楽しむ・・・そんなひと時を味わってみませんか?
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大器非凡 精品珍蔵展 in 台北
9月11日(火)~9月20日(木)まで台湾台北市にある遠企購物中心(The mall)にて展示会を行います。
前回の新竹から台北にやってきます。
The mallは有名なブランド店が立ち並び、おしゃれな人たちが集まる場所のひとつでもあります。そんな中で京都瑞鳳堂の展示会を開催できるなんて、とても嬉しく思います。
期間は10日間と短いですが、久々の台北での展示会に期待でいっぱいです。
そして多くのお客様に出会えることも楽しみでなりません。
台湾のおいしいお茶を飲みながら作品のお話をたくさんしたいと思っております。
皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。