Ambiente Day5(最終日)
毎年フランクフルトに来て思う事。最終日は本当に寂しくなります。
周りのブースの方や、カフェのおばさんやおじさんとのお別れだけでなく、出会ったお客様やAmbienteのスタッフの方々とのお別れも寂しく感じます。
今回陶芸家の高橋亞希さんはドイツで上絵付けの実演をしてくださいましたが、記念に作品の中に「Deutschland」(ドイツ語でドイツという意味)を残しました。
美しい孔雀がドイツの地を離れる様子に見えますね。しかし、京都瑞鳳堂はまた来年も舞い戻ってきますよ!
今回お会いしたすべての皆様に感謝するとともに、毎年私たちに素晴らしい機会を与えてくださるAmbienteの実行委員会の皆様にも感謝しております。
それでは、また来年お会いしましょう!
Ambiente Day4
ありがたいことに前半3日間は怒涛の様に忙しく、全体的に4日目は少しお客様も落ち着きを見せている中、やはり京都瑞鳳堂のブースはお客様がたくさんいらっしゃいました。高橋亞希さんの実演も好評で、なかなか日本の伝統技術を見る機会のない海外のお客様方は大変満足しておられました。
また、今回のブログではブースについて特筆したいと思います。
今年のブースは去年と大きく違うのは、お客様をお迎えする雰囲気を更に良くし致しました。壁色もトーンを落とし、和の雰囲気づくりを持たせる中、美術館や博物館を思わせるゆったりとし空間を演出いたしました。
残りあと1日となりましたが、楽しみながら頑張りたいと思います。
Ambiente Day3
今日で3日目です。
京都瑞鳳堂のブースにいらっしゃる方々は一様に「Beautiful!」「Amazing!」と感嘆の声をあげてください、魅せる私たちもとても感謝の気持ちでいっぱいです。
Ambienteは世界最大規模の展示会で、11ものホールがあり、それぞれのホールも2階または3階まで有し、様々なテーマに分かれて展示がされています。
京都瑞鳳堂はメインと呼ばれるホール4にブースを構えております。名立たる有名ブランドに囲まれて世界の皆様に日本の伝統芸術をお伝えしております。
陶芸家の高橋亞希さんも楽しんで実演をされていますよ!是非いらしてください。
今年はフランクフルト中央駅の近くに泊まっています。駅舎がとてもきれいで、つい足を止めて写真を撮りました。
Ambiente Day2
今日はスタッフも陶芸家の高橋亞希さんも少しAmbienteに慣れました。
そんな中Trend tourというAmbienteのイベントで京都瑞鳳堂を紹介いただき、金工のすばらしさ、陶芸のすばらしさを海外のお客様に知っていただく機会を与えてくださいました。
金工や陶芸は日本でしかないわけではありませんが、その技術の細やかさは日本だけと言われているぐらいのもので、外国ではあまりその様子を見ることも出来ません。
ですので、この様な機会はとても貴重で、いらっしゃった皆さんは一生懸命説明を聞いておられました。
銀瓶が世界中に広まり、この稀少な技術が少しでも多くの方に知っていただければと思います。
それでは、会場でお会いしましょう!
Ambiente Day1
ドイツはフランクフルトにてAmbiente2019が開催されました。
京都瑞鳳堂は今年もHall4.0 D87にて皆様をお待ちしております。
去年とは違った作品をたくさん展示しております。銀瓶も約1年の歳月をかけて制作した丹頂鶴をはじめ、こだわりぬいた作品の数々がございます。
日本ならではの絵付けの作業には、その細やかさと美しさにたくさんの方々が足を止め見入っていらっしゃいました。
そして、今年もまた世界的に著名なGerog Jensenの職人さんが京都瑞鳳堂のブースを訪れてくださいました。雲雄先生は今回不在ですが、金工がつないだ友情は今も変わりなく続いております。
初日から多くの方に訪れていただき、大変感謝しております。それでは、12日まで頑張ります!Auf Wiedersehen!
Ambiente 準備編
ドイツのAmbienteへと向かった一行は無事にフランクフルトに到着し、翌日に会場を訪れ、作品の展示など準備に大忙しです。
去年のブースのイメージとは一転し、今年は鼠色を基調としたブースに致しました。
そうすることで、落ち着いた雰囲気づくりだけでなく、作品一つ一つの色味を生かすことも出来、十二分にその場を楽しんでいただけることでしょう。
また、高橋亞希さんによる上絵の実演をご覧いただけ、芸術に触れていただけます。
京都瑞鳳堂が目指すもの、それは銀瓶の良さを伝えるだけではなく、陶器やそのほかの作品で、手技による作品のすばらしさより多くの方に知っていただくことです。
では、翌日の開催に向けてしっかり準備を頑張ります。
創作過程
色々な作品を創作するにあたり、それぞれに過程という物が存在するのは、恐らくどなたもご理解していることだと思います。しかしながら、その過程たるものがどれほどのものかをご理解している方はどのぐらいいらっしゃるでしょうか?銀瓶の創作過程が如何に大変かは京都瑞鳳堂でもご紹介しております。
そして、手作りで一つ一つ丁寧に作業を繰り返し作品を創り上げる・・・この一つ一つの過程には様々な工夫や作者の想い、そして技術が盛り込まれています。
こちらは今回Ambienteで実演をしてくださる高橋亞希(Aki Takahashi)さん(京都瑞鳳堂と協力関係を結んでくださっている陶芸家さん)の作品です。
繊細な上絵は見る者を魅了し、素晴らしい色彩を見れば見るほど吸い込まれるような美しさがあります。完成品は後日アップするドイツでのレポートでご確認ください!
ドイツへ
皆様こんにちは。
今年も去年に引き続きドイツはフランクフルトで開催されます見本市、Ambiente2019に出展いたします。
ブースは例年と変わらずHall 4.0、D87で皆様のご来場をお待ちしております。
今年は去年とまた違ったブースづくり、演出を考えておりますので、楽しみにしていてくださいね。
また、ギャラリーは通常通り、水曜日と日曜日の定休日以外は10時から18時まで営業しておりますので、京都にお越しの際は是非お立ち寄りくださいませ。
近いうちに更なる展示会情報も更新したいと思っております。そちらもまたよろしくお願いいたします。
あけましておめでとうございます。
2019年、始まりましたね。
昨年は様々なご縁があり、たくさんの方と繋がることが出来た素晴らしい年となりました。
今年は繋がった縁を大切にし、より多くの方と出会えることが出来たらと思っております。
皆様にとっても亥い(いい)一年となりますようにお祈り申し上げます。
今年最後のブログ
先日お伝えいたしました通り、12月15日で京都瑞鳳堂は仕事納めでございます。
これが今年最後のブログですね。
最後にふさわしい内容を・・と思いますが、なかなか良いアイデアが浮かびませんので、いつも通り作品を紹介いたしましょう。
水のなだらかな流れを表現した流水紋。白く輝く純銀の肌に、緩やかに、穏やかに流れる水の動き。静寂の中に魅せる動。
曲線を打出して表現するのは至難の業です。何十年にも渡って銀瓶を創っていたとしても、ここまで細かな表現が出来るのは世界中どこを探しても雲雄先生だけではないでしょうか?
Youtubeにも動画を公開しておりますので、是非ご覧くださいませ。