コラボレーション作品
京都瑞鳳堂は金工だけにとどまらず、他ジャンルの作家さんともコラボレーションの作品を創作しております。
今回Dialogueに参加するにあたって、「手織金襴×京表具×書」でコラボをし、屏風を創作いたしました。
基本的なデザインを表具師さんが行い、手織り金襴の作家さんの裂(きれ)と書を見て今回のデザインを決定いたしました。それぞれが伝統を重んじて守り抜いてきた技術だけに主張が強くなりがちなのですが、そこはそれぞれがお互いを尊敬しあいできた作品だけあって、まとまり良く素晴らしい作品となりました。
京都瑞鳳堂にて展示しておりますので、まだご覧になっていない方は是非いらしてください。
Ambiente Day2
今日はスタッフも陶芸家の高橋亞希さんも少しAmbienteに慣れました。
そんな中Trend tourというAmbienteのイベントで京都瑞鳳堂を紹介いただき、金工のすばらしさ、陶芸のすばらしさを海外のお客様に知っていただく機会を与えてくださいました。
金工や陶芸は日本でしかないわけではありませんが、その技術の細やかさは日本だけと言われているぐらいのもので、外国ではあまりその様子を見ることも出来ません。
ですので、この様な機会はとても貴重で、いらっしゃった皆さんは一生懸命説明を聞いておられました。
銀瓶が世界中に広まり、この稀少な技術が少しでも多くの方に知っていただければと思います。
それでは、会場でお会いしましょう!
今年最後のブログ
先日お伝えいたしました通り、12月15日で京都瑞鳳堂は仕事納めでございます。
これが今年最後のブログですね。
最後にふさわしい内容を・・と思いますが、なかなか良いアイデアが浮かびませんので、いつも通り作品を紹介いたしましょう。
水のなだらかな流れを表現した流水紋。白く輝く純銀の肌に、緩やかに、穏やかに流れる水の動き。静寂の中に魅せる動。
曲線を打出して表現するのは至難の業です。何十年にも渡って銀瓶を創っていたとしても、ここまで細かな表現が出来るのは世界中どこを探しても雲雄先生だけではないでしょうか?
Youtubeにも動画を公開しておりますので、是非ご覧くださいませ。