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金, 27 7月 2018 08:55

茶合 「菊」

茶合 「菊」

京都瑞鳳堂の誇る金工の技術の中に「和彫」がございます。

和彫は読んで字の如く、日本古来からある手技による彫刻の技術を指します。

近年はレーザーで彫る物が主流ですが、レーザーでは単一な上に、彫った模様の深みを感じることができません

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手で一つ一つ丁寧に彫ることで、時間や労力こそ必要にはなりますが、味わいが生まれ、機械では得ることのない美しさを感じることができます

私たちがこだわる手技による創作。それは日本に伝わる、金工の世界に伝わる精神なのです。その精神を崩すことなく、この世に伝え、そして後世に伝えていくことこそが我々の使命なのです。

kiku

茶合は茶則などと呼ばれ、煎茶道で茶葉を入れる際に使用する道具の一つです。流派により呼び名は異なりますが、お茶会など魅せる場で、この様な美しい作品を使用することが多くなってまいりました。

ただ飾るだけでなく、見せることで作品がより生き生きとするのではないでしょうか。

Published in 日本語-作品
京都瑞鳳堂
京都瑞鳳堂は日本の伝統的金工技術、金工芸術作家の注ぎ込む想い、完璧への飽くなき探求を凝集し、百年以上にも及ぶ技術を伝承することで、多くの時代を乗り越えてきた究極の美を現代にお届けしております。
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