【新作】和彫銀瓶 菊
皆さんは「和彫」という言葉を耳にしたことはありますか?
和彫とは日本古来から伝わる手技による彫刻を指し、今現在日本でこの技術はほとんど言っていいほど残っておりません。
レーザーで彫ることが主流になってきている昨今、雲山先生は機械に頼ることなく、自身が受け継ぎ、守り抜いた技術を駆使し、美しく繊細な作品を創ります。その一つがこの「菊」でございます。
日本では高貴な花として様々な場で使用されている菊を艶やかに銀瓶に表現いたしました。機械には決して出すことのできない人間の持つ細かさや、情熱が伝わる素晴らしい作品が出来上がりました。2018年の新作として、京都瑞鳳堂のラインナップに加わりました。是非ご覧くださいませ。
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波紋
落ち着きのある梨地仕上げに波打つ模様。
4.5寸と小ぶりなので、女性でも扱いやすいのに、見劣りしない存在感があります。
一つ一つ丁寧に打出して模様を創るその工程は、昔からの教えに基づき丁寧に仕上げていきます。
日本製で、完全に手技による銀瓶が少なくなっている昨今、京都瑞鳳堂がこだわりめいて来ているからこそ、この様な素晴らしい作品が世の中に存在するのです。
いつの時代にも流行はあります。伝統芸術の世界にもその時その時の流行があり、そしてアレンジが加わることで新たな風合いを生み出します。
ほんの一息つきたい時に、ため息の出るような美しい銀瓶でお茶を楽しむ・・・そんなひと時を味わってみませんか?
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大器非凡 精品珍蔵展 in 台北
9月11日(火)~9月20日(木)まで台湾台北市にある遠企購物中心(The mall)にて展示会を行います。
前回の新竹から台北にやってきます。
The mallは有名なブランド店が立ち並び、おしゃれな人たちが集まる場所のひとつでもあります。そんな中で京都瑞鳳堂の展示会を開催できるなんて、とても嬉しく思います。
期間は10日間と短いですが、久々の台北での展示会に期待でいっぱいです。
そして多くのお客様に出会えることも楽しみでなりません。
台湾のおいしいお茶を飲みながら作品のお話をたくさんしたいと思っております。
皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。
亀甲霰 急須
京都瑞鳳堂の純銀製作品の中には伝統的な模様を現代風にアレンジしたものが多く存在します。
霰模様や亀甲模様は古来より多く用いられてきた模様で、その二つを融合したものか亀甲霰です。
霰ものつ重厚感に、亀甲ものつシャープな美しさが相まって、新たな芸術美が生まれました。
古美仕上げが作品に深みを持たせ、現代風な模様にも伝統の貫録を感じます。
銀の持つ殺菌効果や銀イオン効果により、99.99%の純銀製の作品でお茶を淹れると、水本来の性質がまろやかになり、お茶の香りや味を引き立ててくれます。
素敵な急須で、美味しいお茶はいかがでしょうか?
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手ぶらで金継体験 in 京都瑞鳳堂
来る9月23日(日)に京都瑞鳳堂がギャラリーを構える西陣の大宮通にて「千両が辻」というイベントが開催されます。
イベント概要はこちら。
古くからある西陣の歴史を後世に伝えるために、大宮通が一丸となって盛り上げる最大イベントでございます。
京都瑞鳳堂では協力作家のひとり、漆作家清水愛さんによる「手ぶらで金継体験」を行います。
当日は本物の漆ではなく、エポキシ樹脂と代用漆による簡易体験となりますが、実際にどのようにして金継がなされるのか、そして古来から伝わる金継とは一体どんなものなのかをご自身で体験していただきます。
2時間ほど作業時間が必要となります。そして、万が一汚れても良いような服装でお越しくださいませ。
料金はおひとり様3,500円、別途器代として500円~お受けいたします。
器はご自身の物を持参していただいても構いません。
清水さんが普段ご自身でされている金継体験を、京都瑞鳳堂で体験いただけます。
また、清水さんの美しい作品の展示販売もございますので、是非ご覧くださいませ。
尚、体験は完全予約制となっております。
9月23日(日)11時~、15時~、二部制と致します。
また、人数は1回につき5名様までと致します。
予約の状況に応じて飛込の受付も致しますが、ご予約のお客様が最優先と致しますので、ご了承くださいませ。
ご予約は京都瑞鳳堂まで。
電話番号:075-748-0953
メール:このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。
「金継体験の予約」とおっしゃっていただくと担当者にお繋ぎいたします。
新竹大遠百展示会のお礼
7月27日(金)〜8月8日(月)まで台湾新竹市の遠東百貨店にて開催いたしました展示会「大器非凡 製品珍蔵展」が無事に終了いたしました。
期間中はたくさんの方々にお越しいただき、既存のお客様も多くいらしてくださいました。
京都瑞鳳堂は新規のお客様はもちろんのこと、既存のお客様にとてもよくしていただいております。
お客様とはただ作品を購入するという存在ではなく、私たちの良き友人の様な関係を気付いていけたらと日々思っております。イベントにお越しくださったら、お茶席でおいしいお茶飲みながら小一時間お話をするのも楽しい時間の過ごし方です。
次回は台北の遠企The Mallで開催です。詳細はまたの機会にお伝えいたします。
砂鉄瓶 鳳凰
鳳凰が美しく空を駆け巡る様子を表現したこの作品。砂鉄は一般的に取り扱いが難しく、含有量を上げれば上げるほどひび割れたりするなど、問題が起こりやすいことから、50%ほどの含有量に留めることが主流ですが、京都瑞鳳堂の砂鉄瓶は砂鉄が約70%と一般的なものに比べ、最高純度と言われるほどに高く含まれています。
蝋型を手作りで創り、最新の注意と最高の技術を以って創るため、様々な評価をいただきます。
京都瑞鳳堂はただ単に芸術作品を創るのではなく、細部にまでしっかりこだわりぬき、最高の品質、最高の状態を皆様にご提供いたします。
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新竹大遠百 展示会
京都だけでなく、日本全国で猛暑日が連日報道されていますが、猛暑の日本を飛び出して台湾の新竹市にあります、遠東百貨店で京都瑞鳳堂の展示会を開催しております。
京都市内では39度を超す猛暑ですが、日本よりも南にある亜熱帯の台湾では、不思議なことにここまで暑くないそうです。
写真は搬入後撮ったのですが、京都瑞鳳堂の銀瓶をはじめ、「NANA台湾日本アートグループ展」に参加中の富田啓之氏、高橋亜希氏、高橋朋子氏、中村真由美氏、二階堂明弘氏、和田山真央氏の6名の作品も展示しております。普段見ることのできない京都瑞鳳堂の世界をどうぞご覧くださいませ。
開催場所:新竹大遠百6階
開催日:7月27日(金)~8月8日(水)
営業時間:11時~22時
茶合 「菊」
京都瑞鳳堂の誇る金工の技術の中に「和彫」がございます。
和彫は読んで字の如く、日本古来からある手技による彫刻の技術を指します。
近年はレーザーで彫る物が主流ですが、レーザーでは単一な上に、彫った模様の深みを感じることができません。
手で一つ一つ丁寧に彫ることで、時間や労力こそ必要にはなりますが、味わいが生まれ、機械では得ることのない美しさを感じることができます。
私たちがこだわる手技による創作。それは日本に伝わる、金工の世界に伝わる精神なのです。その精神を崩すことなく、この世に伝え、そして後世に伝えていくことこそが我々の使命なのです。
茶合は茶則などと呼ばれ、煎茶道で茶葉を入れる際に使用する道具の一つです。流派により呼び名は異なりますが、お茶会など魅せる場で、この様な美しい作品を使用することが多くなってまいりました。
ただ飾るだけでなく、見せることで作品がより生き生きとするのではないでしょうか。