創作過程
色々な作品を創作するにあたり、それぞれに過程という物が存在するのは、恐らくどなたもご理解していることだと思います。しかしながら、その過程たるものがどれほどのものかをご理解している方はどのぐらいいらっしゃるでしょうか?銀瓶の創作過程が如何に大変かは京都瑞鳳堂でもご紹介しております。
そして、手作りで一つ一つ丁寧に作業を繰り返し作品を創り上げる・・・この一つ一つの過程には様々な工夫や作者の想い、そして技術が盛り込まれています。
こちらは今回Ambienteで実演をしてくださる高橋亞希(Aki Takahashi)さん(京都瑞鳳堂と協力関係を結んでくださっている陶芸家さん)の作品です。
繊細な上絵は見る者を魅了し、素晴らしい色彩を見れば見るほど吸い込まれるような美しさがあります。完成品は後日アップするドイツでのレポートでご確認ください!
KOGEI Art Fair Kanazawaご報告
11月16日~18日の3日間に渡りKUMU金沢さんにて開催されたKOGEI Art Fair Kanazawaに参加致しました。
ホテルの一室をギャラリーにするという画期的なアートフェアで、工芸好き、アート好きな方がたくさん訪れてくださいました。ご来場ありがとうございました!
今回一緒に参加してくださった高橋亞希さん、清水愛さん、加藤美樹さんの作品をはじめ、コラボ作品Liaisonも大変好評でした。
Liaisonの制作に関してのブログはこちら。
Liaison
京都瑞鳳堂の作品(裂は手織りの西陣織職人平居幹央さんの作品)
高橋亞希さんの作品
清水愛さんの作品
加藤美樹さんの作品
京都瑞鳳堂が古くから大事にしている技術や、精神などを、訪れた方々にご紹介出来る機会をいただけたことは、とてもありがたいと思っております。
また、京都からは京都瑞鳳堂のみの参加でしたので、京都を代表して様々なお話をすることができました。
金沢は本当に素敵なところで、人々も温かく、また訪れたいなと思いました。
今年の展示会はこれにて終了ではございますが、また来年2月のドイツ、3月には京都でも展示会に参加していきますし、その他にもまだまだ参加予定の展示会もございますので、随時ご報告できればと思います。
京都瑞鳳堂からのお知らせを楽しみにお待ちくださいませ!!
イシヲツクル 木ノ戸久仁子陶展 Last 2 days
京都市内は、気持ちが良いぐらいに晴れ、予想最高気温はなんと30度!
夏日です。熱中症などに気を付けてくださいね。
そして、【イシヲツクル 木ノ戸久仁子陶展】は本日を含めて2日で終了となりました。
木ノ戸さんとお話をしていて、いつも思うのが・・・「この人変やなぁ~。」
でも、この「変」と言うのも悪い意味が決してなく、とても良い意味で「面白い」とか「ほかの人と違う良さがある」とか、「とにかく個性があって真似できない」と言う誉め言葉なのです。
作品にはこの「変」な部分がたくさん出ていて、色味だったり、形だったり、アイデアだったり・・・ほかの人には決してマネできない、面白い存在がたくさんあります。
きっと作品を間近にご覧になった時、私の言いたい「変」と言う意味が少しでもわかっていただけると思います。
木ノ戸さんとお話すればもっとわかると思います。
そして、本日と明日は木ノ戸さんは在廊していらっしゃいますので、たくさんのお話をしてくださると思います。
この機会に是非、木ノ戸さんと作品たちに触れにいらしてください。
イシヲツクル 木ノ戸久仁子陶展 Last 4 days
いよいよ【イシヲツクル 木ノ戸久仁子陶展】もあと4日となりました。
この石すごいんです!カラフルで、繊細な稀晶石!!
何がすごいかと言うと、石をニンゲンが作るからなんです!
稀晶石はそもそも木ノ戸さんが作り出したオリジナルの鉱物であり、この世の中に二つとして同じものなんてありません。
さらに、木ノ戸さんのオリジナリティあふれるセンスにより、作品へと姿を変えます。
オリジナルのものが更にオリジナルな作品となる・・・複雑なような、単純なような・・・そこに面白さがあるのではないでしょうか?
ただ単に作品を創るだけでは面白くありません。
とは言え、オリジナルだからというだけですごいのかと言われれば、そうでないこともあります。
色々な要素が混じりあわせながら一つの作品が出来上げるには、時間や労力は計り知れません。しかしながら、出来上がった時の喜びたるや、表現しきれないものがあると思います。
そのドキドキやワクワク、楽しい想いがここに詰まっております!
会期は22日(日)までです。
いずれも木ノ戸さんは在廊されます。この機会に是非ご本人にお会いして、石に対する想いに耳を傾けながら、作品をご覧くださいませ。
【イシヲツクル 木ノ戸久仁子陶展】Day3
初日であった一昨日、そして昨日とたくさんの方がお越しくださいました。
ありがとうございました。
天候にも恵まれ、そしてまた桜が満開でお外に出るには大変気持ちの良い日が続いております。
「稀晶石」それは木ノ戸さんが作る鉱物で、独特な色合いや断面がその特徴です。ニンゲンが石を作る・・・かつてそんなことをした人が居たのでしょうか?
自然が作る物の美しさ、神秘さそして不思議さをニンゲンが表現する面白さ。
石が好き・・・その純粋な気持ちが作品に表現されております。