関谷 四郎 せきや しろう Sekiya Shiro
1907-1994 昭和-平成時代の鍛金(たんきん)家。
明治40年2月11日生まれ。秋田県出身。
昭和3年から河内宗明(かわうち むねあき)に師事。
日本鍛金協会展,日展,日本伝統工芸展などで活躍し,受賞をかさねる。
彫金による表面加工を行わず鍛金のみで豊かな質感をもたせる工夫として、異種の細い板金をろうで溶接する接着技法を創出しその織りなす洗練された、幾何学文様と、表面の質感を特色とする斬新な作風を示した。
昭和52年国指定重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定。
平成6年12月3日死去。享年87歳。
作品に「赤銅接合皿」など。