手
「手」は生活の中で必要不可欠な体のパーツです。そしてまた、「手は一生の宝」「猫の手も借りたい」「手も足も出ない」など「手」にまつわる言葉も多く存在します。
私たち京都瑞鳳堂の「手」はいったい何をもたらすのでしょうか?
作り手の「手」は決してさわり心地の良いものではありません。毎日毎日一生懸命鎚を握り、作品創りをします。しかしながら、その「手」には語るべき事柄、経験、苦労、喜びが詰まっています。たったひとりの「手」が多くの物を創り、多くの人を喜ばせ、多くの人に感動を与えます。その「手」のもたらすストーリーをご覧くださいませ。
Ambiente Day4
ありがたいことに前半3日間は怒涛の様に忙しく、全体的に4日目は少しお客様も落ち着きを見せている中、やはり京都瑞鳳堂のブースはお客様がたくさんいらっしゃいました。高橋亞希さんの実演も好評で、なかなか日本の伝統技術を見る機会のない海外のお客様方は大変満足しておられました。
また、今回のブログではブースについて特筆したいと思います。
今年のブースは去年と大きく違うのは、お客様をお迎えする雰囲気を更に良くし致しました。壁色もトーンを落とし、和の雰囲気づくりを持たせる中、美術館や博物館を思わせるゆったりとし空間を演出いたしました。
残りあと1日となりましたが、楽しみながら頑張りたいと思います。
ドイツへ
皆様こんにちは。
今年も去年に引き続きドイツはフランクフルトで開催されます見本市、Ambiente2019に出展いたします。
ブースは例年と変わらずHall 4.0、D87で皆様のご来場をお待ちしております。
今年は去年とまた違ったブースづくり、演出を考えておりますので、楽しみにしていてくださいね。
また、ギャラリーは通常通り、水曜日と日曜日の定休日以外は10時から18時まで営業しておりますので、京都にお越しの際は是非お立ち寄りくださいませ。
近いうちに更なる展示会情報も更新したいと思っております。そちらもまたよろしくお願いいたします。
あけましておめでとうございます。
2019年、始まりましたね。
昨年は様々なご縁があり、たくさんの方と繋がることが出来た素晴らしい年となりました。
今年は繋がった縁を大切にし、より多くの方と出会えることが出来たらと思っております。
皆様にとっても亥い(いい)一年となりますようにお祈り申し上げます。
KOGEI Art Fair Kanazawaご報告
11月16日~18日の3日間に渡りKUMU金沢さんにて開催されたKOGEI Art Fair Kanazawaに参加致しました。
ホテルの一室をギャラリーにするという画期的なアートフェアで、工芸好き、アート好きな方がたくさん訪れてくださいました。ご来場ありがとうございました!
今回一緒に参加してくださった高橋亞希さん、清水愛さん、加藤美樹さんの作品をはじめ、コラボ作品Liaisonも大変好評でした。
Liaisonの制作に関してのブログはこちら。
Liaison
京都瑞鳳堂の作品(裂は手織りの西陣織職人平居幹央さんの作品)
高橋亞希さんの作品
清水愛さんの作品
加藤美樹さんの作品
京都瑞鳳堂が古くから大事にしている技術や、精神などを、訪れた方々にご紹介出来る機会をいただけたことは、とてもありがたいと思っております。
また、京都からは京都瑞鳳堂のみの参加でしたので、京都を代表して様々なお話をすることができました。
金沢は本当に素敵なところで、人々も温かく、また訪れたいなと思いました。
今年の展示会はこれにて終了ではございますが、また来年2月のドイツ、3月には京都でも展示会に参加していきますし、その他にもまだまだ参加予定の展示会もございますので、随時ご報告できればと思います。
京都瑞鳳堂からのお知らせを楽しみにお待ちくださいませ!!
2018台湾国際茶業博覧会-Taiwan International Tea Expo 2018 in 台北南港展覧館
11月16日(金)から19日(月)まで、台北南港展覧館にて台湾国際茶業博覧会が開催されます。
この展示会は世界各国のお茶に関する企業が一堂に会し、展示を致します。京都瑞鳳堂も参加する運びとなりました。
今回は、以前京都瑞鳳堂で個展を開催されたガラス作家の田邉玲子(Reiko Tanabe)さんもお越しください、展示と実演をお願いしております。
この展示会の為に特別に茶壷を創ってください、田邉玲子さんのカラフルで繊細なサンドブラストの世界をご堪能いただけます。
また、雲雄先生(Kumo-o)の実演もあり、先生の細やかな技術をご覧いただけます。
日本古来より伝わる秘伝の技術、この素晴らしい機会を是非お見逃しなく!
新しい作品は毎回この様にカメラマンさんにお願いして撮影をしています。
会場では様々な作品が皆様をお出迎え致します。一同皆様にお会いできるのを楽しみにしております。
新作 打出し鉄瓶
鉄は金や銀などに比べると硬いので、打出しで銀瓶を創ることはかなり難しいとされております。かなりの時間、そして労力を費やしやっとできた作品。
誰がどう見ても美しく、細かな打出しの跡が作品に温かさを持たせ、口にかけての滑らかな曲線がより一層味を引き出しております。これは一枚の板から絞っていくからこそできる技なのです。
先人たちがやってきたことを、現代の人ができない事はありません。ただ、機械という文明の利器に頼ることで、様々なことを軽減できます。
しかし、苦労をして一つの作品を創り上げるということで、先人たちの想いを現代に伝えることができ、何事にも変えることのできない喜びを得ることができました。
作品ページはこちら。
京都瑞鳳堂のこだわり 「道具」
作品を創る上で重要な物、それは道具ではないでしょうか?
もちろん作り手たちのこだわりや、伝統を守る精神も重要ではありますが、道具無くしては作品を創ることはできません。
作り手たちにとって、道具はただ単にモノを作るツールではありません。先代から受け継がれてきた物であり、魂のこもった大切な存在なのです。
そしてあらゆる模様や工程に応じた形があり、数個の道具でひとつの作品を創り上げるわけではありません。何十もある中からその模様や工程に合ったものを選び使います。
道具にこだわるからこそできる技、それは昔から今までずっと語り継がれているものなのです。
KOGEI Art Fair Kanazawa
この度金沢市で開催される工芸アートフェアに参加することが決定いたしました。
KUMU KANAZAWA THE SHARE HOTELSさんにて、11月16日(金)から18日(日)まで開催されます。
ホテルの一室を展示の場とし、自在にアートを繰り広げるというおもしろい展示会です。
お部屋は204号室。そして京都瑞鳳堂の作家のほかに、清水愛さん(漆)、高橋亜希さん(陶器)、加藤美樹さん(陶器)そして平居幹央さん(西陣織)が参加します。
コラボ作品をはじめとした、それぞれの織り成す個性的な作品たちが部屋を彩ります。
皆様のご来場を一同お待ち申し上げております。
公式HPはこちら。